投資を行う上で信じられること
そこそこの書籍を読んで、分かったことは「そんなものはない」ということです。
強いて言えば自分の判断を信じるべきですが、想定したストーリーと異なる値動きがあった場合は過ちを認めて身を引くことも大事。
別の言い方をすると、何事も盲信しないこと。となるかもしれません。
以下の本は英雄伝のような内容となっており、心理面を洞察することは有用で、内容も面白く高揚感は得られますが、トレードの手法としては参考にするにはリスクが高すぎます。
最も参考になったのは以下で、原則的に相場の値動きはランダムであるということを私も強調したいです。
確かに業績と時価総額でギャップがあると感じた際は厚く張ることで、成果を上げることもありますが、いつギャップが埋まるか、どこまで広がるか、うまくエントリーできた後もどこでイグジットするかは手法はあれど正解は無く(どんな結果であれど、ルールに則って取引できたら正解とも言えます)、そしてそれは投資ではなく投機と言えるものと考えています。
短期取引は確かに魅力的に映ることもありますが、資産を形成する上では長期取引のバイアンドホールドが基本となるでしょう。
スポーツのHowTo本を読んでも、スポーツが上手くなるとは限らず、実戦と知識の両輪が大事なことと、具体的にはどの程度の含み損益まで平静でいられるかは一人一人異なるため、実際に投資を行い荒波に揉まれることで、己を知ることが大事に思えます。(市場から強制退場させられることが無いよう注意してください)
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