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レイ・ダリオ氏の【30分で判る 経済の仕組み】をわかりやすく解説します その7

アーマードコア6ばかりやってました。

続きを解説します。

 

上げまっせ~

 

中央銀行はこのような問題を避けたいのでインフレを避けようとし、価格の上昇を感知すると利子を上げるようにします。利子が高くなるとお金を借りることができる人の数が減ります。すると、既存の債務のコストもふえます。これはあなたのクレジットカードの支払額がふえることを意味します。

 

中央銀行の役割は「経済の安定」であり、過度なインフレは望ましくありません。

そのため物価が上昇すると中央銀行は利子を上げるようにします。

 

利子を増やす(返済額が増える)と、お金を借りる人が減ることになります。

さらに(契約にもよりますが)変動金利で融資を受けていた場合は既存の債務の返済額も増加することになります。

 

デフレーション

借りる人が減り、返済のコストが高騰するので、一般市民の支出は減ります。支出はほかの人の収入ですから収入が全体的に縮小します。支出が減ると価格も減少します。これがデフレです。経済活動が縮小し、不景気となります。

 

金利が上がると借り入れの返済に充てる支出が増えるため、人々は他の支出を抑えるようになります。

支出は他の人の収入となるため、全体的に経済活動は小さくなります。

 

支出できるお金が減ると、モノが売れなくなるため、値下げを行うことになります。

 

どちらにしても、経済活動の総量は減少していき、デフレ(不景気)となるのです。

 

下げまっせ~

不景気がひどくなりインフレの問題がなくなると、中央銀行は利子を引き下げ経済活動を活性化しようとします。利子が引き下げられると債務返済費が縮小しますから、借り出しと支出が再度ふえます。これが経済活動を押し上げます。これが経済活動のからくりなのです。

 

中央銀行はデフレも嫌がります。繰り返しになりますが、中央銀行の役割は「経済の安定」であり、過度なインフレもデフレも望ましいものではありません。

 

中央銀行はデフレ気味になると今度は金利の引き下げを行います。

 

これにより、借入がしやすくなり、返済に充てるお金に余剰が生まれるため、人々は他のモノに支出をしやすくなります。

 

これが経済活動のからくりなのです。

 

なお、「中央銀行はなぜ経済の安定を目指すのか」という点について補足すると、インフレによる物価の上昇やデフレによる経済の縮小は国民の生活に混乱と不信を与えて、国家運営の脅威になりえるためです。

 

ガッシャンガッシャン

短期の債務周期で支出に影響するものは、貸し手と借り手がクレジットを容認する度合いです。クレジットが簡単に得られると経済は拡大し、クレジットの獲得が難しいと不景気となります。この周期をコントロールするのは主に中央銀行です。

 

融資が簡単に得られる(金利が低い)場合は経済は拡大方向に向かい、逆の場合は経済は縮小します。

 

ここまでの説明だけだと「日本では金利が0なのに不景気が解消されていない」という現実との齟齬が出ていることに疑問を持つかもしれません。

 

それらは後々で説明されます。

 

とても分かりにくい説明

短期債務の周期は大体5年から8年です。そしてこれが何十年にもわたって繰り返されます。ここで注目してほしいことは周期の底と頂点は、先の周期と比べて高くなり債務もふえています。なぜでしょうか。なぜなら人は債務を返済するよりは借用額と支出をふやす傾向があるのです。これは人の知恵です。

 

短期周期の底と頂点について説明されていますが、とても分かりにくい説明です。

 

この文章だけだと「常に短期周期の底と頂点は高くなり続ける」というように読めますが、実際は「長期周期がインフレに向かっている場合、底と頂点が高くなる」という説明です。

 

「人は債務を返済するよりは借用額と支出をふやす傾向がある」という点も、疑問を持つかもしれません。

 

これは(自分も含めて)バブル経済を体験したことが無い人にとっては、イメージしにくい部分があるかもしれませんが、これと類似する人の特性として「良いことがあると、それが続くように錯覚する」というような解釈で問題ありません。

 

ここの一節は自分自身も内容を深堀りした際に、字面の通りに読むと混乱を招き、同意できない主張が出てくる部分なので解釈に注意が必要です。

 

長期の債務変動

このために長期の波を見ると債務は所得より速いスピードで増大し、これが長期の債務変動となります。人の債務が増大していても貸し手はクレジットをさらに提供しようとするのです。なぜでしょう。人はすべてが順調だと思いがちだからです。人は最近の動向にのみ注意を払います。

ここまで短期の債務変動はクレジットによって引き起こされるという説明がされてきました。

 

ここからは長期の債務変動についての説明になっていきます。

そして長期の債務変動を理解するには「人の特性」というものに目を向ける必要があります。

 

「人は最近の動向に影響されやすい」という特性について以前の記事を引用しつつ補足します。

 

「人は最近の動向に影響されやすい」という考えについて賛否あるかと思いますが「愚者は経験から学ぶ(愚者は自身が体験したことからしか学ばない。つまり、大恐慌などの相場の急落を体験しない限りそれらを予期しない傾向があるということ)」や「クレショフ効果(過去の出来事から未来を推測しようとする心理現象)」などを紐解いていくことで、この考えに寄り添うことができるでしょう。

 

今回はここまで!半分くらいまで解説が終わりました。

続きはこちら

raamenman1111.hatenablog.com

 

 

レイ・ダリオ氏の【30分で判る 経済の仕組み】をわかりやすく解説します その6

数日間更新さぼってました。

続きを解説していきましょう。

 

殆どの取引がクレジット

現実には普通お金と考えているもののほとんどはクレジットなのです。米国のクレジットの総額は約50兆ドルですが、流通しているお金の総額はわずかに約3兆ドルです。クレジットがない経済では支出は生産量をふやさないと増加しないのです。

 

これについては、裏付けとなる情報が見つけられませんでしたが、感覚的には理解できます。

現金としての流通量より、ローンやクレジットなどによる取引が多いということに違和感は感じないでしょう。

 

クレジットが無い経済ではしばらく前に解説した通り、波が発生しないため支出を増やすためには生産量を増やすしか方法がないのです。

 

一時的に多く支払えるが、後々支出を減らす必要がある

でも、クレジットがある経済では、支出は借金をふやせば増加できるのです。したがって、クレジットのある経済では支出がより大きくなり所得の増大が生産力を上回ることができます。でもこれは短期的であり長期にわたって起こりません。

 

クレジットを利用できる場合は、手元にお金が無くても借り入れることで支払うことができます。(車や家のローンなどが分かりやすいでしょう)

 

「所得の増大が生産力を上回る」というのは、個人が借り入れを行い(一時的に)所得を増加させた。とも読めますし、「誰かの支出が他の誰かの収入となった」とも読み取れます。

 

どちらの意味合いで使われたか、判断しにくい部分ですが「クレジットにより、経済効果が本来の生産力より上回った」という点は共通して言えるでしょう。

 

そして、その後は返済のために支出は減らされていくのです(もちろん、支払が減るので誰かの所得も減ることになり、全体での取引額が減少していきます)

 

カウチポティトゥ

ここで誤解をしないでください。クレジットは単に経済変動を引き起こす悪い要素とは限らないのです。悪くなるのは消費が過剰となり返済ができない場合です。でも経済資源を活用し所得を生み出し、債務の返済を可能にするときはよい要素となります。

例えば、借金をしてテレビを購入する場合は、借りを返済する所得は発生しません。でも借金をしてトラクターを買い、収穫量をふやし売上をふやせば、借金を返済できると同時に生活水準を向上できます。

 

クレジットを用いることで、経済(消費活動)に波が起きることがこれまでの説明で理解いただけたかと思います。

 

ここでは「何のためにクレジット(融資)」を用いるかを説明しています。

分かりやすく説明がされているためここの解説は不要でしょう。

 

雪だるま式に経済が拡大していく

クレジットの存在する経済でクレジットがどんな形で経済成長を生み出すか見てみましょう。一例を考えましょう。あなたの年収が10万ドルで債務がゼロと仮定します。信用力がありますから、例えばクレジットカードを使って1万ドルを借りることができます。すると収入が10万ドルであっても11万ドルの支出が可能となります。

あなたの支出はほかの人の所得ですから、その人が11万ドルを得たことになります。この人に債務がなく11万ドルの収入があったのなら1万1000ドルを借りることができ、収入が11万ドルでも12万1000ドルを使えます。この人の支出はほかの人の所得ですから同じ原理で見ると、これがさらに経済の波を押し上げることがわかります。

 

全体感として「収入が増えると支出も増える、そしてそれらはどんどん拡大していく」ということが説明されます。

 

ここでの例については、感覚的に「全部の収入+借金してまで使うんかい!」という気持ちが出ますが、あくまで例であることを忘れずに。

 

「あなたの支出は誰かの収入になる」という部分が改めて強調されつつ、「誰かが支出をすることで、他の誰かの支出も刺激され、それらは拡大していく」という内容です。

 

実際には収入と借金した金額の全て消費する人は稀に思えますが、「収入が増えると支出しやすくなる」という点に違和感は無いでしょう。

 

これが債務の短期周期

でも忘れてはいけないことがあります。債務が経済の波の高さを押し上げたとしても、その波はいずれ低くなることです。これが債務の短期周期となります。経済活動がふえると経済が拡大し短期債務変動が始まります。すると、支出がさらに増加し価格が上昇し始めます。

 

クレジットを利用して支出を増やしても、いずれは返済しなければいけません。

返済のためには支出を減らすことになるでしょう。

支出を減らすことは誰かの収入を減らすことに繋がり、経済活動の波を収縮させます。

 

これらの動きが、経済を動かす3つの要素のうちの1つ「債務の短期的な周期」なのです。

 

さて、次に「支出が増加することで価格が上昇し始める」と説明されますが、どのような意味でしょうか。

 

市場にお金が増えると物価が上昇する

これは経済がクレジットによって押し上げられたからです。このクレジットは何もなかったところに発生したのです。支出と収入が生産高より速いスピードでふえると価格が上昇し始めます。価格の上昇はインフレを招きます。

 

支出は誰かの収入となります。多くの人の収入が増えた状態をイメージしましょう。

収入は増えましたが、実際に生産できるモノの量には限りがあります。

 

その場合にモノの希少性が高まり、潤沢にあるお金の価値が下がるため、モノの価格が上昇するのです。

 

今回はここまで!

アーマードコアやってて更新遅れましたが、続きはこちら。

 

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レイ・ダリオ氏の【30分で判る 経済の仕組み】をわかりやすく解説します その5

粛々と続きます…!

 

ここでは一歩下がってこの3つの大きな要素を調べ、その相互作用が経済にどう影響するか考えてみましょう。

 

ここからが本番だと言わんばかりに、「生産力の成長」「債務の短期的な周期」「債務の長期的な周期」の3つについて、これから説明が行われます。

 

短期周期は革命によって起きてるじゃない!

経済動向の細かい変動は、経済革命とか雇用環境の変化で起こるものではありません。この変動は、利用できるクレジットの額によって影響されます。クレジットが存在しない経済を考えてみてください。

 

ここで注意したいのは「細かい変動は」と断っている部分でしょう。

 

これから説明が行われる「短期の債務周期」については経済革命などの規模の大きい話ではなく、クレジット(融資)の額によって引き起こされる。という内容です。

 

次項からこれらについて、順次説明が行われます。

 

クレジット(融資)が無い場合はなだらかな右肩上がりで成長

ここでは支出を増加できる唯一の方法は所得の増加です。すなわち生産性と労働時間をふやす必要があります。生産を増加させないと経済は成長できないのです。

私の支出はほかの人の所得ですから、私たちの生産性がふえると経済は成長できます。この環境では経済成長は生産性の成長と同時に起こるのです。

 

仮に融資や借金といった仕組みが存在しない場合の経済では、所得を増加させるには生産性を向上させる(熟練度を上げたり、長時間働く)しかありません。

増加した所得を使用した場合、自分の支出が他の人の所得になるため、その分経済が成長(取引額が増加)するというお話です。

 

その場合、図で説明されているように経済成長は緩やかに上昇する直線を描きます。

 

融資を得ることで支出に波が発生する

しかし借りることが可能なら波に変動が起こります。これは法律とか規制によって起こるものではありません。これは人の知恵に基づいて、またクレジットの変動で起こるのです。

借金をすることは、言ってみれば支出を前倒しすることです。収入以上の買い物をするためには収入以上を支出することになります。これを可能にするには未来の自分から借金をするのです。こうすると将来返済のため収入より支出を減らすときが来ます。

融資を得ることで、緩やかな直線で成長していた経済成長の波に変動が起きます。

 

ここでは「未来の自分から借金」と言われていますが、銀行からの借金として考えても提唱内容には影響がなく、ここで重要なのは「将来返済のために支出を減らすときが来る」という部分です。

 

ちょっとずつ返済して、途中で大きく返済しているようにみえませんか

これは波の上下動を起こします。基本的にお金を借りることは変動を起こすことになるのです。これは個人にとっても経済全体にとっても同じです。ですからクレジットをしっかり理解する必要があるのです。クレジットを発生させると将来予測可能な一連の事態を引き起こすことになるのです。この意味でクレジットはお金と違うのです。

「借金の返済のために支出を減らすことで、誰かの収入が減る」という現象がおきることで、経済全体では取引額が減少します。

 

動画のアニメーションを見ていると、「借金の返済で個人の収入が減少した」「中盤で大きく返済額を増やした」というように受け取られますが、正確には「返済のために支出を絞ると、経済全体の取引量が減少する」ということを説明しているので注意してください。(本文の「個人にとっても経済全体にとっても同じ」というのは「借金の返済により支出を抑える必要がある」という点では同じという意味です)

 

「クレジットを発生させると将来予測可能な一連の事態を引き起こすことになる」とは「融資を受けて支出を増やすと、経済は一時的に成長するが、その後の返済のために支出を減らす必要が出てくるため、経済の成長が一時的に低迷する」という解釈で問題ないでしょう。

 

クレジットとお金の差について、この節ではクレジットについて説明が行われました。

クレジットとは経済成長の波を引き起こすもの。という内容となっておりました。

 

お金についての説明は、次項で説明されます。

 

一度でいいからツケで飲みたい

お金は取引の精算に使われます。飲み屋でビールを現金で買うと、取引はその場で精算されます。

 

クレジットは経済の波を引き起こしますが、お金は取引を清算(完了)することに使用される。という説明です。

 

でもクレジットを使ってビールを買うとツケが発生します。将来返済するという約束です。

あなたと飲み屋は資産と債務をつくることになります。何もないところにクレジットが発生したのです。この資産と債務は、のちにツケを支払ったときに消滅します。借りが解消し取引が精算されます。

ここで重要なのは「何もないところにクレジットが発生した」という点です。

 

これについては過去に以下の記事で詳細を書いたので、引用して記載します。

raamenman1111.hatenablog.com

 

「クレジットは物質的には何も存在しないところに価値を生み出す」という考えについても理解しておきましょう。

 

元々貨幣とは「保存が効く、有用性の高い品物」という側面があり、古くは貝殻・米・布が貨幣のように扱われ、近年まではゴールドとの交換を保証することを根拠に紙幣の価値を担保していましたが、ニクソンショックや変動相場制への移行に伴い「国が紙幣の価値を保証して、人々がそれを信じることで価値が生まれる」という方針になりました。

 

金本位制が崩壊して「信頼により価値が維持される」という体制が人々に受け入れられた際に完全に「物質的には何もないところから価値を創出する」ということが可能になったのです。

ここでは記事の内容を一部抜粋しましたが、リンク先にはもう少し補足などを書いておりますので、よろしければご覧ください。

 

ここまでで、クレジットとお金の関係について説明されました。

ここで区切ります!続きはこちら。

 

raamenman1111.hatenablog.com

 

レイ・ダリオ氏の【30分で判る 経済の仕組み】をわかりやすく解説します その4

これだけ書いても、まだまだ動画の1/6程度しか解説できていないのです。

 

自分の解説が冗長なだけという説もありますが。元の動画が濃密な情報が圧縮されたものということにしたいと思います。

 

さて続きを進めましょう。

 

お金持ちのところにお金が集まる

考えてみてください、あなたの支出は誰かの所得となるのです。あなたが得る所得は誰かの出費です。ですからあなたの支出がふえると誰かの所得がふえるのです。ある人の収入がふえると貸し手は貸出額をふやそうとします。借り手の信用力がふえたからです。

 

「あなたの支出は誰かの所得となる」という点は前項で説明したので、ここでは具体例を挙げてみます。

 

例えばあなたが、手持ちが10万円しか持っていないのに100万円の車を買いたいと思っているとします。

 

そこで銀行はあなたに90万円を貸し付けます。

 

その後、あなたは100万円の車を購入した場合、車の販売者は100万円の所得を得たことになるのです。

 

すると今度は、銀行が100万円の所得を得た販売者に対して、その100万円を返済能力の背景として、貸付を行おうとするのです。

 

現実には多くの要因が絡みますが、ここでは上記のようなお金の流れと貸し手の思考が説明されています。

 

優良顧客…!

クレジットのある借り手には返済能力と担保があります。借金と比べて収入が大きいと返済能力がふえます。返済ができなくても担保の価値が大きいとそれを売却できます。そうなると貸し手は安心して貸せるのです。

 

職業、年収、借金の有無、これまでの返済実績から「返済能力があるか」を評価して、さらに不動産や株式の評価額(場合によっては、これらを担保すること)から貸し手は「どの程度の金額を貸し付けてもよいか」を検討します。

 

勝ち続ける…灰になるまで…

収入がふえると、もっと借りることができ支出をふやせます。ある人の支出はほかの人の収入となりますから、もっと借りることができるようになるというわけです。この好循環が経済の成長につながります。これで経済の波ができます。

 

多くの収入は多くの融資を可能にして、さらに多くの支出を可能にします。

その支出は誰かの収入となるので、さらに多くの融資を可能にします。

この好循環が経済の成長(ここでの「成長」とは多くの収支を表します)につながるのです。

 

ここで「経済の波」という言葉がでますが、これがまさに「債務の周期」を指すのです。

 

生産力の成長の説明

取引では何かを得るために何かを提供する必要があり、得られる額はどれだけ生産できるかによって決まります。知識の蓄積が生活水準を引き上げ、生産高を引き上げます。発明家や勤労者は怠慢で何もしない人に比べて生産性と生活水準が向上します。

 

「債務の周期」の前に経済を動かす3つの主な要素に挙げられた「生産力の成長」について説明が行われます。

 

所得を増やすには生産力を増やす必要があり、生産力を上げるには知識や勤勉さ、発明などで意欲的に仕事に取り組む必要がある。という内容です。

 

「生産力の成長」と「債務の短期的な周期」の関係

でもこれは短期で見るとそうでない可能性もあります。生産性は長期的に重要な要素ですが、短期的にはクレジットが大切な役割をします。短期的には生産性は余り変動しません。したがって経済の変動に余り影響しません。でも債務を利用すると生産額より消費額を大きくできます。その一方、返済の際には消費額を縮小することになります。

 

ところが、それらによる生産高の増加は一朝一夕で成果が出るものではなく、短期的に生産力を上げるにはクレジット(ここでは「設備投資」と解釈するのがよさそうです)が大切な役割をする。と説明されています。

 

先ほどの知識や勤勉さなどによる、地道な努力は短期的にみると生産力への影響は大きくないことは体感として納得できるでしょう。

 

そこで本来の生産力(グラフの直線)よりも多くのお金で設備投資などを行い、支出を増加させることで、生産力を増幅させることができます。

 

大きな支出は誰かの収入となるため、経済全体の取引額が増加します。

 

しばらく時間が経ち、借金の返済が開始されるようになると、借り手は返済に回すお金のために消費を抑えるようになります。

 

すると、今度は逆に誰かの収入に対して悪影響を与えることとなり、経済全体の取引額が低下するのです。

 

3つの主な要素がセットになっている

債務には2つの大きな周期があります。1つは5年から8年の周期で、もう1つは75年から100年の周期です。普通この波の動きを感じることができても周期があることに気づきません。波の動きは日ごと、週ごとに起こっているので大きな動きに気づきにくいのです。

 

氏の唱える周期の期限(なぜ5~8年、75年~100年なのか)について、根拠となる記述は残念ながら自分には見つけられませんでした。

 

また、この図のように経済の成長がはっきりとした曲線で描かれることはなく、あくまで概念として「生産力が微増していくこと」「75~100年の周期で大きな波を描くこと」「その波を細かく見ると5~7年の周期で大小さまざまな波が発生すること」と考えるのが良いかと思われます。

 

解説その1で記載しましたが、レイ・ダリオ氏は物事の原理原則を発見することに秀でた人物なため、「なぜそうなのか」に対しては「観測してそうであることに気づいた」ということかもしれません。

 

ここでいったん区切ります!

続きはこちら。

raamenman1111.hatenablog.com

 

レイ・ダリオ氏の【30分で判る 経済の仕組み】をわかりやすく解説します その3

今日も例の動画の内容を解説していきます!

 

一番支出と収入が多いのは「政府機関」みたいです

買い手と売り手の最大手は政府機関です。これを2つに分類できます。中央政府は税金を徴収し、お金を支出します。そして中央銀行ですが、これは普通の買い手、売り手と違って経済のお金とクレジットの総量をコントロールできます。

 

(明確に裏を取っていないのですが)企業、人、銀行、政府機関のうち最もお金を稼ぎ、最もお金を支払っているのは政府機関です。

 

政府機関は役割毎に2つに分類できます。

それは「中央政府」と「中央銀行」です。

 

中央政府は国民からの税金が主な収入源となります。

そして、国家運営に必要な公共サービス(警察、消防などなど)の運営や各種福祉(年金や失業保険、貧困層への手当など)にお金を支払います。

 

中央銀行は国内に出回っているお金の総量を管理、流通量を増減させて経済をコントロールするのが主な役割です。

 

この一節ではそれらを端的に説明しています。

 

中央銀行の大きな役割

すなわち中央銀行は利子の動きを制御し、また新しい通貨を印刷できるのです。このため中央銀行はクレジットの流れに大きな影響を与えます。

 

前項で「中央銀行はお金とクレジットの総量をコントロールする」と説明がありましたが、具体的に何を行って総量をコントロールするのでしょうか。

 

それは「利子の動き(金利の増減)」と「新たな紙幣の印刷」です。

 

後々で詳細に説明されますが、ざっくり中央銀行は以下の対応を取ることでクレジット(ここでは経済)をコントロールします。

・経済を活性化させたい場合、「金利を下げる」

 これ以上金利を下げても効果が無い場合、「紙幣を印刷する」

・経済を不活性にさせたい場合「金利を上げる」

 

なぜ金利を下げることが、経済の活性化に繋がるのか。

経済を不活性にさせたい場合というのはどのような状況か。

金利を下げても経済が活性化しない、紙幣の印刷が必要なケースはどのようなシチュエーションか、それぞれこれ以降に順次解説が行われます。

 

初見殺しのクレジット

クレジットを考えてみましょう。クレジットは経済の重要な要素ですが、一番理解されていない要素でもあります。これは一番大きく変動しやすいため最も重要な経済の要素なのです。買い手と売り手が市場で取引をするのと同様に、貸し手と借り手も取引をします。

 

ここまで何度か「クレジット」というワードが出てきており、一旦は「借用金」という解釈で説明していましたが、ここからしばらくは「クレジットとは何か」という説明が行われます。(そういえば、ゲームセンターでゲームをプレイする際に「1クレジット」と呼ばれたりしますよね。この場合は「プレイできる権利」のような意味になり、それくらい解釈の範囲が広いのです)

 

結論から言いますと、クレジットとは「借用金の返済能力を背景に評価される価値」のようなもので、例えば「安定した年収のサラリーマンである」「不動産を所有している」といった要素はクレジットの評価を向上させます。

 

逆に「債務の返済能力が低い」「経済不況の影響を受けやすい社会情勢にある」といった要素はクレジットの評価を低下させます。

 

クレジットを直訳すると「信頼」であり、その要素は金銭的な価値での評価が難しく、状況によって評価が変わるため「大きく変動しやすい」のです。

 

クレジットはそのような要素を持っており、大きく評価が変動しやすい一方で、経済を促進する大きな力を持っています。

 

ここではさらに、クレジットは「貸し手と借り手の間で取引が行われる」と紹介されていますが、どのようなことでしょうか。

 

これらの取引は次項で詳しく説明されます。

 

お金貸すから増やして返してねってこと

 

貸し手は手持ち金をふやそうとし、借り手は手持ち金以上のものを、例えば家とか車を買いたいし、ビジネスを始めたり投資をしたいのです。クレジットは貸し手と借り手を助けることができます。借り手は借用額、すなわち元金に利子を加えて返済することを約束します。

 

貸し手(この場合は銀行)は最終的にはお金を増やすために、お金を必要としている人に貸し出しを行います。

借り手は所持している現金以上の買い物をするために、利子をつけることを約束して貸し手からお金を借ります。

 

貸し手は現金を借り手に渡しますが、借り手が貸し手に渡しているものこそが「クレジット」なのです。(このケースについて具体的に言えば借用書などがそれにあたります)

 

いえいえ、こんな大金受け取れません

利子が高いと負担が重荷となり借用額は減少します。その反面利子が低いと借用額はふえます。借り手が返済を約束し、貸し手がそれを信じるとクレジットが発生します。2人が誰であってもクレジットは発生させることができるのです。

 

利子(この場合は返済時に支払う金利分のお金)が高ければ、借り手は多くの金額を借りようとはしませんし、利子が低ければ借り手は借入金を増やしやすく、借りたい人も増加することになります。

 

貸し手は基本的に高い金利を望みますが、借り手はその逆です。

そこで互いに「この金利で借金をする」という約束を行い、取引が行われるのです。

 

借りたものは返さなあかん

これは簡単に見えますがクレジットには異なる一面もあります。クレジットが発生すると借金が発生します。借金は貸し手には資産であり借り手には債務です。将来借り手が元金と利子を返済すると資産と債務は消滅し、取引は精算されます。

 

クレジットが行われると借金が発生するという点は解説不要でしょう。

 

貸し手側は「あとで借り手からの返済が見込まれる」ため、相手の借金が自分にとっての資産となり、借り手は「借金を背負った」ため債務となります。

 

借り手は借金を返済することで債務が無くなり、貸し手は貸したお金に利子が付いた状態で返済されたことで、(借り手からの返済が完了したため)資産が消滅します。

 

「資産が消滅する」という点だけ注目すると、誤解を招く可能性がありますが、ここでの資産の消滅は「契約が滞りなく完了した」という意味になります。

 

銀行からお金を借りて謎の箱を買う人

では、クレジットはなぜ重要なのでしょうか。借り手がクレジットを得ると支出額をふやせます。支出が経済を押し上げるのです。ある人の支出はほかの人の収入となるからです。

 

クレジットを用いることで、経済を加速させるという一節です。

借り手はクレジットを利用することで今現在持っている現金より多くの支出を行うことができます。それが(経済にとって)重要だと説明されています。

 

また「ある人の支出は他の人の収入となる」という考え方は、後々説明されるクレジットが経済全体に与える影響を理解する上で大変重要な考え方となっています。

 

例えばお店でお金を支払った場合、支払った人にとって支出はマイナスですが、支払を受け取った人(実際には店)にとってはプラスとなります。

 

繰り返しになりますが、このような「支払った額がそのまま、支払った人以外にとって収支になる」という考えは今後の説明で何度か出てくる考え方なので、しっかりと理解しておきましょう。

 

眠くなってきたので今日はここまで!

後日書いた続きはこちら。

 

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レイ・ダリオ氏の【30分で判る 経済の仕組み】をわかりやすく解説します その2

今回も元気に解説していきます。

 

一つ一つはシンプルな要素でも規模が大きくて複雑に見える

経済の仕組みは複雑に見えますが、そのからくりは簡単なものです。これは簡単な構成要素と簡単な取引から構成されています。これが繰り返し何度も何度も起こっているのです。取引を引き起こしているのは人間の知恵です。ここから経済を動かす3つの主な要素が生まれます。

 

一つ一つの要素を分解すると内容はシンプルですが、ありとあらゆる市場で膨大な量の取引が行われているため、経済の動きが複雑怪奇に見えると解釈して大きな差異は無いでしょう。

 

また、後々で紹介されますが氏の提唱する経済の動きに「人が好調な場合に顔を出す悪癖」「不調なときの人間の行動原理や心理」が組み込まれており、それらが経済の動きに影響が与えているということを念頭に置いておく必要があります。

 

「経済を動かす3つの主な要素」は次節で登場します。

 

総じてこの一節について後々で解説される内容も加味すると「人は取引というシンプルな行動を、あちこちで(時に感情的に)行っているため、経済全体を見ると複雑な動きをしているように見える」という解釈で問題ありません。

 

経済を動かす3つの主な要素

第1は生産力の成長、第2は債務の短期的な周期、第3は債務の長期的な周期です。この3つの要素を個別に考え、またそれを積み重ねたモデルケースを考えると経済の動向と現在の状況を理解できるのです。

 

氏は上記の3つの要素を個別に解説して、それらを統合した状態を考えることで、経済の仕組みや現在の状況、今後の動向を見通すことができると提唱しています。

 

この時点で、3つの要素が何を指しているかまったくわかりませんが、それは後々で個別に説明されるので問題ありません。

 

「取引」って響きがカッコいいよね

最初に経済の最も簡単な要素である取引を見てみましょう。簡単に言えば経済は取引の積み重ねであり、取引とは簡単なものです。私たちはいつも取引をしています。何かを買うと取引が発生します。取引では買い手がお金とクレジットを提供し、それと引き換えに売り手が物品、サービス、資産などを提供します。

 

経済を構成する最古で、最小の単位。それが「取引」です。

取引とは「何かと何かを交換する」ということで、物品と物品の交換も取引に含まれますが、この動画中では「現金+クレジット」と「それ以外(物品、サービス、資産)」を交換することを指します。

 

現実世界の取引でやり取りされる商材は様々ですが、動画の理解としては上記で十分です。

 

また、「クレジット」というワードは身近な言葉では無いので、どのようなものかイメージがしにくいかと思いますが、この場合は「借用金」と解釈して問題ありません。

 

つまり、この一節では経済を構成する最小単位の「取引」とはどのようなものかが説明されており、それが理解できれば十分です。

 

必要以上にわかりにくい説明…!

クレジットはお金みたいなものですから、使われたお金とクレジットを合計すると支払総額がわかります。この支払総額が経済を動かします。支払額を売上量で割ると単価がわかります。これが取引です。これは経済のからくりの構成要素です。

 

めっちゃシンプルな内容を、あえて複雑にしているような文章です。

クレジットは借用金と解釈して、支払総額は当然すべて現金で支払っても、借用金で支払っても(返済による利率等を無視すれば)同額となります。

 

「この支払総額が経済を動かします。」という表現は後々提唱される「あなたの支払いは誰かの収入になる」という理屈に関係しますが、それも今は無視して問題ない範疇です。

 

単価についても、商品の単価が動画の説明に影響を与えないので、そこまで気にしなくてOKです。

 

この一節は動画のアニメーションを楽しめば十分なほど、重要度は低い内容となっています。(無駄に難解な言い回しをしているので、ここは雰囲気で見ていれば問題ありません)

 

この画像2回目…!

経済の波と動きは、取引によって引き起こされます。ですから、取引を理解できたら経済の仕組みが理解できます。経済市場は買い手と売り手が取引をすることで構成されます。例えば小麦市場、自動車市場、株式市場、そしてその他の市場もです。経済はすべての取引とすべての市場の積み重ねなのです。

「経済の波」が何を指しているかというと「債務の短期的な周期」がそれに該当するのですが、このタイミングでも詳細な解説はされていないので、まだスルーして問題ありません。

 

それ以外の部分もまとめて「様々なモノが市場で売買されており、それらを統合したものが経済と呼ばれている」という解釈で問題ないでしょう。

 

人以外の組織なども取引を行う

すべての市場での支払総額と売上総量を計算すると、経済の仕組みを理解することができます。簡単なものです。人、会社、銀行、政府機関、このすべてが今話した取引をしています。お金とクレジットを、物品、サービス、資産と交換しているのです。

 

すべての市場において「どれだけの量のお金が取引で行き交ったか」を計算することで、経済の仕組みを理解することができる。と解釈して良いでしょう。

 

ここまでの内容で「経済」とは数多くの取引を総合したもの。という説明がありましたが「経済の仕組み」は取引されたお金の量を紐解くことで理解することができる。という解釈で問題ありません。

 

この動画で提唱される「経済の仕組み」を理解する上で必要な知識を補足をするとすれば「なぜその量のお金が取引されたのか」という部分がキモとなっており、以降の動画で「商品の価格がどのように上がるか」などが説明されるため、それにより取引金額の増減について理解を深めることができます。

 

また、これまでの説明では「人と人」が取引を行うシーンが多く示唆されていましたが、ここで挙げられた「会社、銀行、政府機関」も取引を行うことと、「人と銀行」のようにそれぞれが個別に取引を行うことをイメージしましょう。

 

例えば「政府機関が企業にお金を支払い、インフラを整備してもらう」などです。

 

以上の内容から、この一節は「取引されるお金の量が増減する仕組みを理解することで、経済の仕組みも理解できる」ということと「人と人以外の団体も取引を行っている」ということを理解できれば問題ありません。

 

今回はここまで!動画の3分まで解説しました。

続きはこちら

 

raamenman1111.hatenablog.com

 

レイ・ダリオ氏の【30分で判る 経済の仕組み】をわかりやすく解説します その1

この記事は以下の動画の内容を解説するものです。

 

www.youtube.com

 

この動画はレイ・ダリオ氏の主張と経済の動きが、とても分かりやすくシンプルに説明されており、大変有用な内容であるのですが、一度の視聴では内容を完全に理解することは困難だったのではないでしょうか。

 

それは「一部の単語の意味が正確に何を表しているかわかりにくい」ということ、「アニメーションとテキスト内容が一致していない表現がある」ということ、「各内容が簡素に表現されているため、例などが乏しくイメージがしにくい」ため、理解することが難しいのではないかと考えています。

 

前回の記事では、動画内容の理解を深めるために必要と思われる情報を説明しました。

以下の記事を確認後に動画を視聴いただき、それで理解できたのであれば幸いですが、重要と思われる箇所のみ抽出したため、動画の内容と記事の内容を一致させることが困難だったかもしれません。

raamenman1111.hatenablog.com

 

そこで、今回の記事では「この動画の一節ではこういうことを言っている」という内容の説明と関連する知識などを動画の冒頭から順にお伝えしていきたいと思います。

 

また、動画中に出てくるテキストについては以下のサイトで文字に起こしていただいておりますので、基本はそこのテキストを引用しています。

finance.logmi.jp

 

それではさっそく始めましょう。

 

そこからかい!という突っ込みが聞こえた

30分で判る経済の仕組み

 

これ嘘です。確かに動画は30分ですが、事前にある程度の知識が無いと、とても30分で理解できる内容ではありません。

 

一度は動画全体を最後まで見ることを推奨しますが、前述の通り一度の視聴で内容を完全に理解することは困難かと思います。(もし「完全に理解できた!」という方はこの記事を読む意味は薄れるでしょう)

 

そのため、何度も巻き戻しをしながら「どういった内容なのか」ということを咀嚼しながら視聴することをお勧めします。

 

 

経済のからくりを説明してくれるようです

経済のからくりは簡単なものなのですが、それを理解している人は少なく、またそのからくりが納得できず経済的な苦難に追い込まれている人も多いのです。ですから、今日は経済のからくりを簡単に具体的にお話したいと思います。

 

ここでは「からくりが納得できず経済的な苦難に追い込まれる人も多い」という部分について、彼の思想についての補足を踏まえながら説明します。

 

レイ・ダリオ氏は原理原則を発見することに秀でた人物のようで、彼の他の動画や著書からもそれらを窺えます。

 

www.youtube.com

 

 

ここでの「からくり」とはまさに原理原則を指しており、原理に逆らうことは「天に唾を吐く」行為に他なりません。

 

彼の思想をなぞると「正しく経済の原理原則を理解しなければ、経済的な苦難に陥る」というのは至極自然なことと言えるかもしれません。

 

カキカキ

これは型破りな考え方ですが、30年以上にわたって確かな成果が証明されたために、私は世界金融危機を予知して避けることができました。では始めましょう。

 

「型破りな考え方」と自身が唱える説について、動画中で説明される「債務の短期的な周期」「債務の長期的な周期」とそれらの周期に具体的な期間が明示されていることは自分の知る限りでは彼のオリジナルな提唱内容です。

 

逆にそれ以外の内容の一部(その後に説明される「取引とはこういうもの」という内容など)は経済を知る上で常識の範疇と考えて良いでしょう。

 

「確かな成果が証明された」や「金融危機を予知した」という内容については、これまでのトレード実績に対する自信が見えますね。

 

つまり「これは型破りな考え方」という節の「これ」とは動画中で氏の唱える市場原理を指しており「この動画で説明する内容の一部は型破りな考え方だが、自分はこの原則に従うことで成果を残してきた」と解釈できます。

 

ただ、成功者の提唱する内容は「生存バイアス」が総じてかかるものであり、動画中で説明されている内容の理解を深めながらも、提唱する内容について手放しに全肯定することは避けるべきでしょう。

 

ここまでで動画の30秒しか解説していないので、完成を考えると気が遠くなりそうですが、今のところこのノリで最後まで続けるつもりです。

 

続きはこちら

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